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クラウドファンディング①(新しい資金調達モデル)

■新しい資金調達モデルとは
クラウドファンディングが資金調達モデルとして、従来のモデルと異なる点は大きく2点あります。

①広く一般から資金調達できる点
従来の資金調達モデルは下表のように、デット(debt)である銀行・信用金庫等が出資者となっている間接金融、もしくはエクイティ(equity)である証券会社等を介した直接金融に限られていました。

しかし、クラウドファンディング(crowdfunding)においては、広く一般の不特定多数の人々(crowd)から資金調達(funding)することが可能となっており、このことが一つ目の相違点となっています。

②クラウドファンディング・プラットフォームを介する点
そして、2点目の従来モデルとの相違点は、クランドファンディングの運営会社が運営するクラウドファンディング・プラットフォーム上で資金調達がなされている点です。

クラウドファンディング・プラットフォームはインターネット上に構築されているWebサイトで、基本的に世界中のすべての人がアクセスすることが可能です。

このインターネットの特性が、少額であっても広く一般の人々から出資を受けることを可能にしている技術的な裏付けとなっています。

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出所:税所哲郎. (2016). マッチング・ビジネスが変える企業戦略.に基づき作成

■借手の多彩さ
クラウドファンディング・プラットフォームを介して、不特定多数の人々から資金を調達できることが、結果として、借手側のプレーヤーのバリエーションも広げることを可能にしています。

これは、従来の間接金融や直接金融のような厳密な審査を経ることなく、比較的に少額ずつを多くの不特定多数の人から信金調達できる自由さに起因しています。

もう少し具体的に記述すると、クラウドファンディングの借手は、中小企業、ベンチャー、NPO法人など様々プレーヤーがおり、様々な理由やプロジェクトのために資金調達への需要が発生します。

そして、これらのプレーヤーに共感した、一般の不特定多数の人々が少額ずつを出資できるため、出資する側も、金額的にも心理的にも大きな負担がなく出資することができるようになっています。

■まとめ
このように、クラウドファンディングは、インターネットを活用したプラットフォームにより、従来の間接金融や直接金融では不可能であった、広く不特定多数の人々から資金調達することを可能にしている点で新しい資金調達モデルあると見なすことができます。

このことが、借手側のプレーヤーのバリエーションの豊富さやユニークさにもつながっており、資金調達のハードルを下げることになっていると思います。

[参考文献]
税所哲郎. (2016). マッチング・ビジネスが変える企業戦略. 白桃書房.